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ROUND50.CUESOUL vs Harrows 対戦レポート

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ここ2試合で2連勝と終盤で上位陣を苦しめる活躍を見せるCUESOUL。
対するHarrowsもまだ2勝ということでこの試合に勝って老舗チームの意地を見せたいところ。
CUESOULは初出場を2名揃えており今回も攻めの姿勢。お互い気持ちの入った面白い試合がみられそうだ。

第1試合 湯浅真二(CUESOUL)【59.78】1 - 5 榎股慎吾(Harrows)【73.67】
CUESOULトップバッターは初出場となる徳島の湯浅。対するHaroowsはエース榎股。個人成績で180ランキング争いをしているだけにこの試合でも積極的に180を狙ってくると思われる。
榎股先攻で試合スタート。どちらもスタートから点取りはあまりよくなくスロースタート。お互い24ダーツでキープしあってスコア1-1。榎股は徐々にリズムが出てきて点取りがよくなってくると17ダーツを連続して決めてレグを連取。それでも榎股は180がなかなか出せず不満な様子。そんな榎股を追い詰めたい湯浅だったが初出場の緊張からかなかなか点取りが決まらない。本来ならもう少し点数を取れる力を持っている湯浅だがアベレージが60点に乗らず榎股にプレッシャーをかけることができない。どのレグでも点取りで大きくアドバンテージを持った榎股が終始ゲームを有利に進めて結果5-1で完勝した。
榎股はこの試合で180を2発だしてトータル14個となり180ランキング1位の鈴木15個に1つ差と迫った。最後は183点残りから残り点を気にせず180を出した榎股。チームとしてはすでにプレイオフの望みもなくなってしまっているが個人タイトル争いにこだわったダーツでしっかり数字を出し最終戦へ向けてタイトル獲得の望みをつないだ。

第2試合 脇純平(CUESOUL)【74.17】5 - 2 菅沼清治(Harrows)【70.71】
CUESOULはプレミアムリーグ初出場となる脇。新しい選手を次から次へと送り込んでいるCUESOUL。脇はチームの期待に応えることができるのか。対するはプレミアムリーグで認知度があがった菅沼。ここまで8戦1勝と2勝目に苦戦している菅沼。初出場の脇には意地を見せたいところだろう。初出場の脇だったが緊張する様子もなく序盤から高い点取りとワンチャンスのダブルをしっかり決めてレグを連取。スコア2-0とスタートダッシュを決める。菅沼は予想を上回る脇の得点力に若干押され気味の様子。それでも20エリアの縦ラインはとても安定してキープしており少しずつリズムを掴んでいく。序盤は脇にリードを許した菅沼であったが調子が上がり始めるとレグを連取してスコア2-2とイーブンに持っていく。しかし試合中盤になったところで脇の得点力に再度スイッチが入る。点取りで有利にゲームを進める脇。それでも菅沼にチャンスがまわるがダブルが決まらずに脇がレグを拾う展開に。ダブルでチャンスを逃すと点取りのリズムも狂ってくるのがスティールダーツ。やはり菅沼の点取りが苦しくなり終盤はその得点力の差が試合展開に影響し脇が3レグを連取して5-2で勝利。
デビュー戦とは思えない落ち着いたダーツで見事な白星をあげた。

第3試合 石井庸介(CUESOUL)【67.93】2 - 5 東田臣(Harrows)【72.91】
ゲームスコア1-1ともつれた展開での最終試合は関西対決となった。石井は前戦でTARGET小野相手にハイレベルなダーツで見事な勝利をあげておりこの試合にも期待がかかる。一方の東田はどんな状況でも落ち着いたダーツで高いパフォーマンスを発揮できる選手。チームの勝利がかかった状況で両選手がどんな試合をみせてくれるのか楽しみな一戦となった。
ゲーム開始直後から高い点取り合戦を見せる両選手。お互い先攻をキープしあって1-1とまずまずのスタートを見せる。
このままレグを取り合ってシーソーゲームになるかと思われたがレグが進むにつれ石井の点取りが徐々にペースダウン。
高い得点も出ないわけではないが前回のような勢いは見られず上がりのダブルにも不安定さが目立った石井。試合中盤からは淡々とプレイを続ける東田に主導権を握られそのまま4-1と一気に王手をかけられると最後はレグを1つ返すにとどまり結果東田が5-2で石井を下しチームHarrowsが勝利となった。東田のダーツに派手なところはなかったがそれでも随所に勝つための工夫をしたアレンジがみられた。負けられない試合というプレッシャーが掛かる中、自分の調子に合わせた打ちまわしをすることで勝ちを引き寄せていた東田。
パッと見では気づかないようなところに東田の隠れた強さを感じた試合であった。

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