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Round53 COSMO DARTS vs Harrows 対戦レポート

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半年近くにわたって繰り広げられてきた戦いも各チーム残り1試合となった。
リーグ優勝はどこのチームに、そしてプレイオフ進出となる上位4チームはどこになるのか。
終始ランキング1位を走ってきたCOSMO DARTS。リーグ戦1位をかけての最終戦が始まる。

第1試合 岩田 夏海(COSMO_DARTS)【54.95】5 - 1 西川 綾(Harrows)【51.91】
女子選手としてCOSMODARTSに大きな貢献をしてきた岩田。最終戦も勝利で飾りたいところだろう。
対戦相手となる西川は4戦出場しているがまだ勝利はない。最後のチャンスで牙を剥くか。岩田にプレッシャーがかかるような西川の活躍に期待しよう。
岩田先攻で試合スタート。実力的には岩田に圧倒的な分があるがやはり優勝がかかった試合ということで序盤は少し硬さが見られた岩田。それでもリズム感のあるしなやかなスローイングで点取りを決めてくるのはさすがだ。岩田とは対照的に勝たなければいけないプレッシャーはない西川。
これまでとは違いとても試合に集中できている印象。まだプレミアムでは1レグも取れていない西川であったが第3レグに岩田がダブルを引っ張ったところで西川に願ってもいないチャンスが。本数を要したものの西川が念願のダブル決め1つ返す。このダブルを決めたことは西川にとって今後大きな意味を持つだろう。ナイスアウトだった。西川は悲願の1レグをとったことでその後のダーツにも勢いがついてくる。ところがこれで吹っ切れたのは岩田も同じだった。中盤に入ると点取りとダブルが徐々に決まり出し完全に主導権を握った岩田。全体としてのアベレージはそこまで高くはなかったが大きなプレッシャーがかかる試合で見事5-1という大差で勝利を決めた。優勝のかかる大事な試合で一番手という役割を果たした岩田。
プレッシャーから解放された岩田から笑顔が見られた瞬間だった。

第2試合 鈴木 康太(COSMO_DARTS)【66.37】0-5 榎股 慎吾(Harrows)【68.32】
前戦で驚異的なアベレージを叩いてプレミアム初勝利をあげた鈴木。最終戦でもチームの期待に応えるダーツができるのかに注目が集まる。
対する榎股はここまで14個の180を積み重ねてきており180数で個人表彰を狙っている。1位Unicorn鈴木との差はー2個。この試合でも積極的に180を狙ってくることだろう。
前回アベレージ98.88という驚異的なスコアで勝利した鈴木だったがやはり負けられないプレッシャーからかこの日のダーツにはキレがなく精彩を欠いたダーツが目立つ。対する榎股は個人タイトルである180を出すことに集中しており結果的にそれが良い展開につながっていく。鈴木は中盤に入っても点取りがまったく決まらず榎股にレグを連取され続けてしまう。レグが進むにつれ鈴木にかかるプレッシャーは大きくなっていく。榎股のダーツもそこまで良いわけではなかったが結局鈴木がプレッシャーに負 けてしまった形になり5-0というまさかのホワイトウォッシュで榎股が勝利した。鈴木にかかるプレッシャーを考えればわからなくもない結果。鈴木も必死に戦ったが痛恨の負けとなりチームも崖っぷちに追い込まれた。榎股はこの勝利で今シーズンの成績を7勝6敗で終えることとなった。彼の実力や試合内容を振り返るともう少し勝ててもおかしくなかったかもしれない。それでもチームが下位に低迷するなか最後まで孤軍奮闘した榎股には拍手を送りたい。

第3試合 坐間 達哉(COSMO_DARTS)【79.11】 5-0 東田 臣(Harrows)【71.67】
さて試合スコアが1-1となり大変な状況になった第3試合。後半戦に入って出場機会のなかった坐間が最終戦で再登場。絶対に負けられなくなり大きなプレッシャーを背負った坐間がどんなダーツをしてくるのか目が離せない。一方の東田は8回出場で4勝4敗とここまで5分の成績。最終戦に勝ってシーズンを勝ち越して終わりたいはずだ。プレッシャーのかかる坐間に対しての特別なプレッシャーはない東田。COSMO DARTSのリーグ優勝を左右する大事な最終ゲームがはじまった。
試合がはじまり坐間が投げるのを見ていて思った正直な疑問。なぜこの局面で坐間を起用したのか。
オーダーは2週間前に提出されている。まだ優勝がきまっていたわけではない。もちろんチーム内の狙いや事情はあると思うが自分には理解しがたいオーダーだった。言っておくが決して坐間がダメだというわけではない。この疑問の意味はここの読者ならおわかりいただけるだろう。久々の登場でしかも最後に出た試合では4-0からまくられての負けと悪い印象しか残っていない。それ以来このプレミアムリーグから離れていた坐間をリーグ優勝のすべてがかかる試合の3番手で起用。責任が重すぎる。そう思った。
しかし坐間に対しそんな心配をしたことを詫びなくてはならないほどの素晴らしいダーツを坐間は見せてくれた。プレッシャーをしっかり受け止め、結果を恐れず、自分がやるべきことに全力を注ぐ。そんな気迫がオーラとなって現れていた。対する東田もこの試合の意味はよくわかっていたはずだ。それでも特別な感情を捨て自分のダーツをすることに徹していた東田。勝負の行方を坐間のダーツに委ねていたようにも見えた。もちろん勝ちに向けて全力で戦っていた。相手チームの状況は気にせず501を上がることに集中していた東田に彼の人柄を感じた試合だった。試合は坐間が5-0で勝利。

どれだけ苦しかったことか。
心から坐間を讃えたい。
そしてその坐間の背中をみながら最後まで声をかけて続けていた野毛。
彼らのチーム力、信頼関係に感服した。素晴らしいダーツだった。
やれることはやった。

あとはこのあと試合を行うDYNASTYの結果を見守るだけだ。長いリーグシーズン首位を走り続けたCOSMO DARTS。
プレイオフでも素晴らしいダーツを見せてくれることだろう。ファーストシーズンお疲れ様でした。

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