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Round33.Unicorn vs CUESOUL 対戦レポート

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現在ランキング3位と徐々に巻き返しを図るUnicorn。全チームの中で唯一3名の固定メンバーで戦っているチームでもある。前半戦の疲れもあるなかで後半戦をどう戦っていくのか、メンバーの健闘に期待したい。
CUESOULはランキング最下位だが後半戦では上位陣を苦しめるチームとして奮起してくれることだろう。
毎回新顔を迎えて挑んでくるCUESOULだが今回も初登場メンバーを加えての挑戦となった。

第1ゲーム 佐藤かす美(Unicorn)【63.28】5 - 4 由肥元希(CUESOUL)【61.28】
女子選手として唯一全戦参加している佐藤かす美。心も体も疲れが出ているところではないだろうか。
第1ゲームは勢いをつけるためにも内容の良いダーツをしたいところ。
対するCUESOULは初出場の由肥が登場。スティール経験はほぼないとのことだが佐藤相手にどんな戦いを見せてくれるのか楽しみな一戦。
佐藤の先攻でゲームスタート。最近は縦ラインキープがあまり決まっていなかった佐藤だがこの試合では出だしから腕をしっかり振っての縦ラインが出ており好調の様子。一本目に20エリアをしっかり捉えられると佐藤は点取りが決まる。初出場の由肥はノンセットアップからのスローでテンポの良いダーツ。点取りもよく決まり上がりのダブルも問題なく決めて2レグ連取と好スタート。先制パンチを食らった佐藤だが焦ることなく縦ライン主体のダーツで自分のペースを作っていくがなかなか点数に結び付かず苦しい戦い。そんな佐藤とは対照的に高いダブル決定率でゲームの流れを掴み精神的にも楽な状態になっていく由肥。キーポイントは第4レグだった。お互いダブルを引きずってしまい重い展開に。由肥がなんとか36ダーツかかって先攻キープし4-0と王手をかけるがダブルを引っ張ったことに不安が残る。そしてここから佐藤の猛反撃が始まる。
1本目に20エリアをしっかり入れて流れを作っていく佐藤。対する由肥は長いレグの経験がほぼないこともあり中盤に入ったあたりからそれまで悪くなかった点取りに陰りが出始める。追い込まれていた佐藤だったが第5レグにすんなり上がって先攻をキープするとそこからエンジンに火が入り点取りが加速。勢いのついた佐藤が由肥にプレッシャーをかけレグを連取し試合は4-4フルレッグまでもつれる。こうなると流れは佐藤に傾き最終レグはハイスコアを重ねてリードを保ちラストは渾身のD10を決めて逆転勝利を決めた。
試合後に涙する佐藤の姿があったが彼女が背負っているチームへの責任感が伝わってきた気がした。
ナイスゲーム。

第2ゲーム 鈴木徹(Unicorn)【91.83】5 - 2 中井涼(CUESOUL)【81.96】
前半戦では8戦6勝そしてトータルアベレージ85.77という非常にレベルの高いポテンシャルを発揮し続けている鈴木徹。試合を重ねるたびに強くなっていく印象があるだけに後半戦に向けてファンも注目していることだろう。そんな鈴木の対戦相手はデビュー戦から高いスコアリングとリズム良い打ち回しで好ゲームを見せている中井。点取り、打ち回し、ダブルとどれも高いレベルでの打ち合いが予想されるだけに非常に面白い試合になることだろう。
先攻スタートした中井。アベレージトップの鈴木が相手でもまったく変わることなく持ち前の安定感で点数を削る。鈴木も付いていくがダブル決定力もある中井が逃げ切って先攻キープと順調な滑り出し。続くレグでは鈴木がダブルを3本ミスしたところを突いて18ダーツでブレイクと序盤から強さを見せる中井。ところがこの中井のスタートダッシュが鈴木の闘争本能に火をつけた。第3レグから鈴木の20トリプルが止まらなくなりハイスコアを連発。中井も変わらず点数を返すが鈴木の点取りがそれをさらに上回りハイレベルなゲーム展開。
鈴木は試合の流れを完全に掴むとスコアリング、ダブルチェックアウトとほぼ完璧な内容のダーツで中井を圧倒。
第3レグから15、13、18、15、13ダーツと驚異的なパフォーマンスで5レグ連取。結果5-2で勝利を決めた鈴木だがその内容はまさにPDCを思わせるものであった。アベレージ91.83、ダブル決定率33%、ファースト9に至っては112.48点という数字をマーク。対戦相手の中井にとっては事故にあったようなものでここまで打たれてしまってはどうしようもない。
鈴木はこの試合でアベレージをさらに上げ9試合でのトータルアベレージ86.45でランキング1位をキープ。
試合を追うごとに数字を上げ強くなっていく鈴木。プレミアムリーグ後半戦のキーマンとなりうるだろう。

第3ゲーム 浅田斉吾(Unicorn)【79.29】5 - 1 石井庸介(CUESOUL)【74.20】
最終ゲームは関西対決。8戦7勝と圧倒的強さでチームをひっぱるチャンピオン浅田。後半戦でも9ダーツをまた魅せて欲しいと思っているファンも多いことだろう。対する石井は2戦2敗とまだ勝ちがないものの、試合内容としてはあと一歩で勝ちというところまでは行けているだけに今回は最後まで振り切ってもらいたいところだ。
先攻でスタートした浅田だったが点取りがなかなか決まらず今回もスロースターターな印象。石井は久しぶりの登場で少し緊張気味であったがそこそこの点取りで先にダブルを打つ。開始早々にチャンスが回ってきた石井だったが上がりのダブルがまったく入らずせっかくのチャンスを逃してしまう。続くレグで石井は先攻をキープしてスコア1-1とするが、そこから中盤までは点取りに苦しむ浅田とダブルに苦しむ石井という流れで試合は進む。両者なかなか主導権を掴めないでいたが第4レグに浅田が15ダーツで石井の先攻をブレイクするとそこから勢いに乗ってレグを連取。終盤に入ると浅田の点取りが決まりはじめ流れは一気に浅田へ。序盤のようにはチャンスが来なくなった石井は逆転のチャンスを生み出すことができず結果主導権を握った浅田が流れを生かして5-1 で勝利。これで浅田はリーグトップの8勝目。アベレージでも鈴木に次いで2位と圧倒的な強さを発揮してチームに貢献。決して調子が良いわけでない浅田だがその状態でも勝つということが強さの証だろう。
チームunicornは代わりのメンバーがいないこともあり気力、体力とキツい面があるが、シーズン優勝に向けて後半戦さらに調子を上げてきてくれることに期待したい。

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