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ROUND38.Unicorn vs Harrows 対戦レポート

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前回初の全勝でランキングを一気にあげたUnicorn。女子ウィークということで佐藤の活躍に期待がかかる。
Harrowsはランキング下位に低迷しているが個々の選手が良い試合をしており後半戦での戦いに注目していきたいチーム。
徐々にプレミアムリーグに慣れつつある西川のダーツも楽しみなところ。

第1ゲーム 鈴木 徹(Unicorn)【83.50】5-0 東田 臣【Harrows)【70.10】
リーグトップのアベレージで比類なき強さを見せている鈴木。削り、上がりと文句なしのダーツプレイを今週も見せてくれるのだろうか。東田は安定した点取りと決定率のあるダブルを持つ試合強者だがいまひとつ勝ち星につながっていない。序盤どれだけ先攻をキープできるかが勝負の鍵になるだろう。東田先攻スタートするもすぐさま鈴木が18ダーツでブレイク。できるだけ序盤にレグを取っておきたかった東田だったがスタートで出鼻をくじかれた。鈴木はレグを重ねるごとに点取りが高くなり始め調子をあげていく。第2レグもキープして主導権を握ると一気にギアをあげ東田を圧倒。
プレミアムリーグトップのアベレージを誇る鈴木の削りと上がりが決まり始め、試合はワンサイドゲーム。
結果5-0のホワイトウォッシュで鈴木が勝利。アベレージ83.50と東田にチャンスを与えない完璧な内容での完勝であった。

第2ゲーム 佐藤 かす美(Unicorn)【62.63】5-0 西川 綾(Harrows)【46.28】
前回苦しいゲームに競り勝ち試合後には涙も見せた佐藤。休みなしの全戦参戦で心身ともに厳しい戦いが続いている状況。
そんな中でも相手に振り回されずどれだけ自分のダーツに集中できるか。佐藤の正念場だ。
対する西川はこれが3戦目。まだここまで一度もダブルが決まっていないのは本人も悔しいところだろう。ダブルを決めて勢いにのる西川に期待したい。ミドルに勝った西川が先攻スタート。プレミアムリーグにも慣れてきた西川だが点取りはいまひとつ。縦ラインがどうしても定まらない。対する佐藤は安定した点取りで有利にゲームを進めるがダブルで苦戦。
それでも点取りに大きな差があり西川の残り点が二桁になるころには佐藤がダブルを決める。佐藤は中盤になると落ち着いた試合運びでレグを連取。西川はリズムが速くなったりと不安定なダーツが目立ち点取りに苦戦。そうなると佐藤に伸び伸びとプレイさせてしまいその差は広がるばかり。西川も縦ラインが決まる場面もありそれが続けば点数も取れてくることだろう。結局佐藤が力の差を見せつけて5-0勝利。調子が悪いながらも自分のダーツに集中した佐藤。休みなく参戦している辛さもあるだろうがリーグ終盤に向けてがんばってもらいたい。

第3ゲーム 浅田 斉吾(Unicorn)【98.93】5-1 榎股 慎吾(Harrows)【77.34】
ここまで9戦8勝と比類ない強さを見せるチャンピオン浅田。唯一の負けはCOSMODARTS馬場とのフルレッグのゲームだけだ。
榎股は不戦勝も含め8戦で4勝4敗。負けた試合も惜しいものが多く内容は全体通して悪くないだけに後半戦の戦いに期待したいところだ。試合は浅田が先攻スタートでいきなり129点をハイオフし12ダーツでキープ。スロースターターらしからぬスタートダッシュを見せる浅田。榎股のダーツもファースト9で100点近い数字を出しており浅田に負けず劣らずの点取りを見せる。その後も浅田は失速することなくハイアベレージのダーツを見せ第1レグから12、16、15ダーツと完璧な試合運び。
榎股もワンチャンを決めて1レグ返すがそれで浅田のダーツがさらにヒートアップ。そこからの浅田は削りもすごければ上がりもすごい。上がり2レグはインナーアウトと160点オフ。中盤からは好調だった榎股に何もさせずあっという間に試合を終わらせてしまった。結果浅田は12、16、15、15、12ダーツというPDCばりの内容で5-1勝利。アベレージ98.93(リーグレコード)ファースト9が106.0、ハイオフ160、ダブル決定率45.45%というとんでもない数字を叩き出した。ここ最近は鈴木徹に数字を持っていかれることが多かったが、やはり浅田はバケモノレベルで強かった。すごいものを見せていただきました。
脱帽のブリリアントダーツ!

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